【写真と丁寧なレシピ付き】米粉100%のミニ食パン
米粉100%のパンを作ってみたい方に、写真つきの丁寧なレシピを公開します。
初心者の方向けで材料少なめ、発酵は1回だけ。改善点がありましたら、随時、更新します。
<所要時間>
1時間15分程度
<材料>
・熊本製粉 ミズホチカラ パン用米粉 100g
米粉は必ず指定の米粉を使ってください。amazon等で購入できます。
研究中ですが、同じミズホチカラでも製造元によって仕上がりに変化が生じるかもしれないので、こちらのレシピでは熊本製粉のものがオススメです。
・きび砂糖 6g
・塩 1.5g
・赤サフ インスタントドライイースト 1.5g
・ぬるま湯 85g(秋冬の今の時期は35℃程度)
水道水、浄水器の水を使って、温度調節してください。1gで食感にかなりの差がでますので、なるべく0.1g単位で量ることをおすすめします。
・キャノーラ油 5g
キャノーラ油がなければ他の植物油でOK、ただし、膨らみに変化が生じる可能性があります。
<道具>
・スケール
0.1g単位で量れるものがオススメ。私はタニタのスケールを使用。
・ボウル
私は直径19㎝、高さ8㎝の無印のステンレスボウルMを使用。
大きすぎると混ぜにくいので中くらいのボウルがオススメ。
・泡だて器
・ヘラ
私が使っているのはタイガークラウンのこちらのヘラ。ほどよい大きさで混ぜやすい。
タイガークラウン へら・スパチュラ 白 57×264×14mm ウィズ シリコーンゴムヘラ 大 シリコーンゴム、芯棒:ステンレス鋼 日本製 1610
- 出版社/メーカー: ナガオ
- メディア: ホーム&キッチン
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・型
富澤商店のスリム食パン型
https://tomiz.com/item/01907100
こちらはパリッと焼けてオススメ。オーブンシートも入れやすい。
同じような大きさの型があれば、これでなくても大丈夫です。
・温度計
私はタニタの温度計を使用。
・オーブンシート
<型とオーブンシートの準備>
①型に合わせて、オーブンシートをカットする。長い部分があればハサミでカットする。
②型の底にシートを合わせる。
③シートに底の跡が残るので、緑の部分をカットする。
④油(分量外)を塗った型に入れる。
<手順>
①ボールに米粉、砂糖、塩を入れて泡だて器で混ぜる。
※米粉はふるいにかける必要はありません。
②真ん中にイーストを入れる。ぬるま湯をイーストめがけて加える。粉っぽさがなくなるまでヘラで混ぜる。
この時はまださらさらとした感じ。
③油を加えて、5分間よく混ぜる。タイマーで時間を計ると良い。ぐるぐる混ぜたり、粘りを出すようにボウルの側面に生地を押し付ける。
徐々に生地に粘りが出て、ヘラを持つ手に重さが伝わってくる。生地にツヤが生まれる。ヘラから落ちる生地がもったりしてくる。
※上の写真と比べると違いが分かりやすいかと思います。
④ヘラを使って型に生地を流しいれる。爪楊枝を入れて、発酵前の生地の高さをもとに2倍の線を引いておく。
生地が乾燥しないように、ラップをかぶせた型を輪ゴムで留め、 オーブンの発酵機能(35℃)を使用してラインの一歩手前まで発酵させる。
※生地の温度やオーブンにもよるので一概には言えませんが、だいたい20分~
30分程度が目安。こまめに生地の状態をチェックしてください。
発酵終了↓
※オーブンを予熱する間も発酵が進むので、その時間も考えて発酵してください。予熱に時間がかかるオーブンは上の写真よりも余裕を持って発酵を切り上げます。過発酵になると陥没するので注意。
⑤発酵が終わったら、すぐにオーブンを160℃に予熱。予熱の間に、アルミホイルで包む。上部はドーム型にする。上のアルミホイルが飛ばないように下からアルミホイルを重ねてしっかり密封させる。
⑥160℃で8分焼成。温度を200℃に変更して12分、アルミホイルを取り、さらに200℃で15分~焼成。
⑦焼けたら型から取り出し、ケーキクーラー等に載せて、しわ防止のために軽く表面にラップをかけて粗熱を取る。粗熱が取れたらラップやポリ袋に包んで保管。
※綺麗にカットしたい場合は完全に冷めてから切って下さい。
こちらのミニ食パンは米粉ペーストや保水性の高い粉を使っていないので、翌日にはパサついてしまいます。出来たてを食べるか、冷めてからカットして、個別にラップに包み、ジップロック等で冷凍庫保管することをオススメします。もし常温保存して、翌日に食べる場合は、蒸したり、スチームオーブンで温めなおすとおいしく食べられます。