米粉のパンとお菓子

ゆるくグルテンフリー

しっとりふわふわ、ハロウィンカラーの米粉の丸パン

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急に寒くなってきて、娘も私もちょっと風邪気味です。今日は紫色の米粉パン、しっとりふわふわ、軽い食感に仕上がりました。

 

<材料> 3個分

パン用米粉 ミズホチカラ 90g

コーンスターチ(富澤商店) 5g

大豆粉 5g

サイリウムハスク(森のこかげ) 2g

紫芋パウダー 2g

塩 1・5g

キャノーラ油 8g

きび砂糖 7g

サフ(赤) インスタントドライイースト 1.5g

牛乳 20g

ぬるま湯 62g (今回は牛乳と合わせて23℃) 

 

<手順>

①天板にクッキングシートを敷いておく。

②ボールに米粉コーンスターチ、大豆粉、サイリウムハスク、紫芋パウダー、塩を入れて泡だて器で混ぜる。油を入れて、両手でこすり合わせるようにして、粉全体に油をなじませる。

③②に砂糖を入れて、その上にイーストをふりかける。牛乳とぬるま湯を一緒に加え、ヘラで生地をまとめていく。すぐにまとまってくるので、手で軽くこねながらさらに生地をまとめる。

④ボウルにラップをかぶせ、オーブンの発酵機能を使用して生地が1.5~2倍に膨らむまで発酵させる。

⑤ボウルから生地を取り出し、打ち粉をしたまな板の上でパンチをしてガス抜きをする。中心から生地を押して、右、左、上、下方向から生地を折りたたむ。

⑥重さをはかり、カード等で3分割する。切り口をつまんで閉じた後、両手で生地を包み込むようにころころ回し、丸く成形する。

※切り口がスパッと綺麗に切れると良い。

⑥2次発酵。オーブンの発酵機能を使用して生地が1.5~2倍に膨らむまで発酵させる。

※オーブンを予熱する間も発酵が進むので、その時間も考えて発酵する。過発酵になると生地がだれるので注意。

⑦発酵が終わったらすぐにオーブンを160℃に予熱。予熱が終了したら、15分~分焼成する。

※今回はスチームオーブンを使用。

⑧粗熱が取れたらラップかポリ袋に包む。すぐに食べない場合はラップに包みジップロックに入れて冷凍保存。

 

<データ>

家の中 温度 27℃ 湿度 44%

仕込み水と牛乳 温度 23℃ 82g

1次発酵 30℃ 18分 

(成形後)2次発酵 35℃ 10分 

焼成 160℃ 18分

 

 サイリウムハスク入りのパン、これまではしっとりさせるために水分量を増やすと、目の詰まった粘度の高い重いパンになりがちだったのですが、今回はコーンスターチや油の量を工夫してみたところ、軽い食感でふわふわなのにしっとりしたパンにさせることができました。

↓断面はこんな感じ。しっとりしていますが、サイリウムハスク入りパンにありがちな粘度の高い層もできませんでした。

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 焼成温度は低めなので、クラストも固くありません。焦げ目が少しついたので、もっと温度は低めで良かったかも。ちなみに、常温で1晩ポリ袋に入れたのち、翌朝、軽くスチームオーブンで温めなおしてから試食しました。

 最近、2次発酵もさせることが多いのですが、なんとなくパンがふっくら仕上がるような気がするんですよね、いずれ、比較記事を作成したいと思っています。初めて紫芋パウダーを使ってみたのですが、紫芋の味はあまりしなかったです・・・ハロウィンカラーということでいいかなと思います笑。